extracting the moss (8) distilling the iceland moss

これまでアイスランド・モスといえば、
アルコールによる抽出を試みてきましたが、
ふと普通に蒸留にかけたらどうなるんだろう・・・と思い、試してみました。

蒸留対象: アイスランド・モス約50g
    (画材屋さんで買ったミニチュア模型用の着色してあるもの、洗ってから)
媒体液: 蒸留水 1000ml
火力: 2








蒸留液の匂いの特徴:
何か樹脂っぽい匂いがします。
何の匂いかは不明。
模型用やフロリスト用のものは、モスを柔らかく保っておくため、
グリセリンで処理してあるという話しもあるので、
そのせいかもしれませんが。
なにしろもともとのモスがどこか酸っぱい匂いがするのです。
考えてみれば、いい匂いが抽出できるわけがありません。
まあ一日おいてからまた嗅ぐことにします。
翌日の匂いはずいぶん違うものになるはずなので。

今2種類のアイスランド・モスをオーダーしている最中ですが、
入手しやすいフロリスト経由のものはたいてい溶剤処理されているらしく、
とても厄介です。
モスの自然な匂いがせず、酸っぱいムカつくような匂いがします。
長い年月放置しておくと、それも蒸発するようなので、
試しにオーブンで飛ばしてみたり、いろいろ試みていますが。
もとの材料の質で、抽出の質も決まってしまう部分があるので、頭痛の種です。



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